2018年12月11日
SuperTakumar 55mm f1.8
マウントアダプターを手に入れたので、この前寄ったカメラショップでさっそくオールドレンズを買った。
今回買ったのはSuperTakumar 55mm f1.8で、オールドレンズの初めの一本として人気が高いレンズ。現に、僕がこれを買ったのは片田舎のカメラショップだけど、同じ日に僕ぐらいの年の男性が全く同じレンズを買っていったそうだ。
このレンズが作られたのは1962年で、今から56年も前に遡る。当時大流行したPENTAXフィルムカメラのキットレンズとして販売されていた。 SuperTakumar 55mm f1.8は、作られた時期によって初期型・前期型・後期型の3つに分けられる。後期型は放射性物質を含んだ素材で作られた通称「アトムレンズ」。線量自体は健康に問題ないレベルらしいのだが、アトムレンズは経年劣化による黄変が顕著に現れるため、今回は初期型か前期型に絞って購入した。
マウントアダプターを装着したところ。このレンズが作られた当時は、半世紀後にデジタルカメラに引っ付けて使われるようになるとは思わなかっただろうなあ。そもそもデジタルカメラがこんなに実用的になるとは考えられていなかったかもしれない。
X-E2に装着した様子。マウントアダプターの分だけレンズが長くなってしまうのが残念だが、先端になるに連れ細くなるシルエットはX-E2のボディによく似合っていると思う。
さっそくいくつか写真を撮ってみたが、噂通りのきれいなボケ感、オールドレンズならではの色乗りをさっそく体感することができた。 今日は天気が悪くてSuperTakumarが得意とするエアリーフォトは撮れそうもないので、また近い内に作例をご紹介したいと思う。